. . .

【バイアス脱却】環境認識の嘘と真実。”トレードをしない”という選択を。環境認識の3つの注意点とは?

FXにおいて「環境認識」という言葉が独り歩きして久しいようです。

が、ここで注意したいのは、「環境認識」をトレード前提に考えている方が多いと思います。

しかし当サイトで提唱するのは、「トレードをしないこと」こそが環境認識の真の姿である、ということです。

この結論に迫る前に、「環境認識とは何か?」「環境認識の注意点」をまずはお伝えしていきたいと思います。

環境認識とは?

環境認識とは、ざっくりいえば「トレードを大局的に見る」といったことになります。

例えばトレーダーがトレードをする際には、ほぼ必ずといっていいほどチャートを見ますが、基本的にデイトレであれば、

見るチャートの時間足は1時間~4時間が基本となっていくと思います。

しかし環境認識論では、大局を見据えなければならないので、今見ている時間足よりも大きな時間足を見る必要があります。

そのことにより、大きなトレンドを把握したうえで、その流れに近いトレードをするのが望ましい、というのがおおかたの考えになります。

ファンダメンタルズも大きな要素

一方で、ファンダメンタル的な要素も大きなトレード要因となります。

ファンダメンタルとは、各種指標や金融政策に係る要人発言、または各国の足元の経済動向などです。

このファンダメンタルこそ、環境認識の中心と考える方もいらっしゃるようですが、いずれにしても意識することは、「大きな流れ」になってきます。

(余談ですが、ファンダメンタルトレーダーの著書で、平均足を使ったテクニカル解説をしていた項目があり、筆者は少し戸惑った記憶があります。ファンダもテクニカルもある意味では表裏一体の関係といえるでしょう)

それでは、環境認識における注意点についてみていきたいと思います。

注意点1:環境認識はトレードそのものではない

環境認識という言葉はトレードの失敗を隠したりマウントを取るための言葉と成り下がっている可能性もあります。

「負けトレーダーは環境認識がなっていない」、といったマウントは良く見かけるところではないでしょうか。

しかし、大局を把握することと勝てるかどうかというのは全くの別問題です。

環境認識だけでトレードを制したと考えるのは考えものです。

注意点2:動的トレードと静的トレードを意識する

環境認識においては、動的トレード・静的トレードについてを意識する必要があります。

  • 動的トレード:トレードをしている状況
  • 静的トレード:”トレードをしない”というトレードをしている状況

つまりトレードをしていない状態を、「静的にトレードしている状態」と言い換えるのです。

トレーダーはどのタイミングでも利益を得られるチャンスがあるので、トレードしないと損、と考える方も(少ないながら)いらっしゃるかと思います。

ポジポジ病という名前も浸透していますが、環境認識をする我々には、”静的トレード”という選択もあります。

言い換えれば、「あえてトレードをしないという意味で無駄に資金を減らさないポジティブ状況を目指す」といったところでしょうか。

注意点3:「環境認識」からの脱却も検討する

常に勝てるトレーダーは存在しません。確率論的にあり得ないと言えるでしょう。

敗因を 「環境認識」で上書きする人もいると思いますが、負けることがあるのは当たり前です。

大事なのは勝率とRR(リスク:リワード)比をどのように設定し、それを安定運用させることです。

まとめ

  • 環境認識はトレードそのものではない
  • 「トレードをしない」ということもまたトレードである
  • 環境認識からの脱却も検討する

本当の環境認識は、統計学的に勝つ方法を認識することをいうのかもしれません。

適切なRRで運用しているトレーダーを信頼し、資産管理を厳重に行いながらトレードすることは望ましいといえるでしょう。

この記事が少しでも参考になりましたら、幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

メニュー